あなたは「チャラ」くない?

西野です、

「あなたってチャラいね」と言われたら、どういう感情になりますか?

何だコノヤロー!って感じですか?それとも、まぁそうだもんと思いますか。ちまみに私は、女性には必ず「チャラくないよ」と言うようにしています。なぜなら、、保身のためであり、女性の為でもあります。安心しますからね。あ、安心は重要キーワードです。

そう、私は女性に対して、そういうマーケティングを仕掛けています。ですが、、私が本能を持つ人類であるなら、チャラくないはずがないのです。人間のオスは元々、一夫多妻..本能に逆らうことは、容易いことではないですよね。だから、、

本能がメスを求めようとします。「チョット、朝から落ち着いて!西野さん。急にどうしたの、何かあったんですか?」と言うと、そうではなく、「チャラくない」というマーケティングがキーワードなんです。

『スピードラーニング』の新CMを何かのタイミングで見ました。そうしたら、「チャラくない」マーケティングをしていたんです。このCM、見たことない人はマジで見て欲しいです。学びの宝庫ですよ。と言いますか、スピードラーニングのサイトを後で見てみてください。強烈なコピー満載で、ノックアウトされますよ。ビックリします、やはり「プロ」です。批判はたくさんありますけど、プロですよね、売る事に関する。

で、「チャラくない」マーケティングというのは、『これは英語を勉強するためのものではありません』というコピーを、あの石川遼くんがナレーションで言っていました。

 

あなたが扱って「いない」もの


この、『◯◯ではない』というフレーズ、コピーに人はお金を払います。

例えば、「グルテンフリー」(グルテン入ってないよ)となると、価格が上がります。あるいは、何かにつけて、オーガニックとなると価格が上がります。「科学物質が一切入っていない完全オーガニック」と言われると、魅力的に感じませんか?あれ、私だけですか?

最近のタバコ業界では、業界全てのシェアが下がり続けているのに、1つだけ、シェアが上がり続けているタバコがあります。それが、「アメリカンスピリット」アメスピ。アメスピは、科学薬品が使われていない100%無添加タバコ、となっています。そのアメスピが、今の健康志向の若者層に圧倒的な人気だそうです。20代、30代が多かったです。つまり、「これは◯◯ではない」と口にするというのは、極めて重要である、ということです。

例えば、居酒屋を例に出せば、『完全国産食品店』と言われると、響きませんか?そう、外国品は一切、使ってないという事です。こうやって、スピードラーニングは、「勉強するためのものではない」というコピーを使っています。

 

排他性という強力な武器

 

オンライン上のビジネスでも、よく使われます。なぜなら、効果実証済みだから。「これは、読み物ではありません。成果を出すためのものです」とか。

今ちょっと考えたんですけど、たとえば、「ここはキャバクラではありません。恋愛体験するお店です」とかどうでしょうかね。ほぼ確実マニアいそうですね。風俗系だったら、「このお店でパネルマジックはしません」とか。良かったら使ってください。

では、あなたのビジネスでは、どんな売り込み文句を作れるでしょう?

「これは従来の製品とは明らかに異なります」
「初心者向けではありません」
「心臓が弱い人は注意してください」
「ホラーが嫌いな人は絶対に見ないでください」

「これは、ダイエット商品ではありません。ナチュラルに内側から綺麗になる食品です」

などなど..

前に見たことがあるのは、「これはTOEICのためのものではありません」というようなコピーです。英会話を学びたい人からしたら強烈な一打ですよね。

さて、、

あなたは本当に、本当に、「チャラくない」と胸を張って言えますか?私は…自分の心の中でだけ、胸を張ってみます。。

西野之啓

追伸:

何人かの方から、同じ質問をいただきました。それは、「まだ自分には、コピーライティングは早いですか?」という内容です。で、その回答ですが、、1つ、経験上、確実に分かる事があります。それは、「チャンスは自分のタイミング通りにはこない」という事です。

用意とか準備をしていたけど、大きな前進をするチャンスというのは、自分が予想だにしないときに訪れます。

こんな話があります。ある大企業が、男性から「映画の中で使うからお金を出してくれ」と頼まれました。しかしその企業は、お金はあるのに断りました。なぜでしょう。映画に出れば、売上げアップをすると分かっているのに。その映画に魅力がなかった?いいえ、そうではありません。その年に使う広告費予算をもう決めてしまったから変更できない、でした。

そして、映画監督の男性は、あまり売れていない別の企業にオファーしました。そしたら当然、小さな企業は大喜びで引き受けます。

結果・・・

おこぼれをもらった小さな企業が、小売店のレジの最前列に並ぶようになりました。もちろん、商品は大ヒット。最初の大企業は、たくさんのお客さんを失いました。その映画は、スピルバーグ監督の「ET」です。気になる方は、アメリカのチョコ会社をちょこっと調べてみてください。

そう、、チャンスというのは、自分の思い通りには訪れない。これを経験で学びました。

この話をして、「なんだ西野さん。ただの売り文句でしょ?」と思われたとしたら、残念な気持ちになります。売り文句なのではなくて、この話を踏まえた上で、ご自身で考えてみてください。

私は、コピーライティングを少しずつでも学んでいたからこそ、大きなチャンスを掴み取りました。ですが、コピーを活かすも殺すもあなた次第だと思います。

 

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*